Lemon logo

Post button


第4回 檸檬小説コンテストの入選作品が決定しました!テーマは「片思い」でした。

4名の審査員がそれぞれ10点の持ち点を持って全応募作品を読み、良いと思った作品に加点していく方式で審査を行いました。
準グランプリは4名選出の予定でしたが、グランプリと準グランプリの2作品に票が集中し、3位以下の作品と大差がついたため今回は1作品の選出となりました。
グランプリ受賞1作品、準グランプリ受賞1作品を発表いたします!

審査員全員が高評価、4名中3名が最高点をつけました。
第1回コンテストで準グランプリ、第2回、第3回と続けてご応募いただきましたが1回目のインパクトには届かず。しかし今回、突き抜けた作品を投稿いただきました。受賞おめでとうございます!
部活の先輩に毎日告白する主人公、その事象だけを大人の視点から見ると「痛いな…」と感じてしまうのですが、交差する地の文とセリフから主人公の切ない恋心が伝わってきて自然と応援したくなりました。
先輩のキャラが立っていて魅力的ですし、家まで送ってもらうシーンなどドキドキしました。ストーリー展開は王道で予想どおりの結末ですが、そんなことは気にならないぐらいすばらしい作品だったと思います。
好きな人のちょっとした言葉に一喜一憂していた、好きな人がすべてだったあの頃の、せつなさを思い出させてくれてありがとうございました。


審査員の2名が最高点をつけました。(グランプリと準グランプリに5点ずつ採点した審査員がいたため)
端的に言うと「幽霊に片思いする話」なのですが、それだけ聞くと奇をてらった話を想像してしまいますけれど、ストーリー展開に無理がなく、きちんと成立しているところがまずすばらしいとおもいます。
特に、幽霊のキャラクターがなんだかかわいくて主人公と幽霊の会話が楽しい。1話から応募可能ですので短編の応募作も多いですが「もう少し書き込んでほしかった」と感じるものも多いのです。ですがこの作品は、これが適正な長さだと思いました。
グランプリとの差は本当に僅差で、テクニック的なことで言えば本作品のほうが上だと思います。ただ、きれいにまとまっているゆえかもしれませんが、グランプリ作品ほどの強烈なインパクトはなかった、というところでしょうか。
他の作品もまた、読んでみたいです。

【総評】
・読み始めた時点では光るものがありつつも後半になって失速する、締め切りに間に合わせるために急いでまとめたのかな?と感じる作品が多くありました。読後感の良さは審査で重要なポイントになりますので「ギリギリでなんとかまとめた」感があると、不利になってしまいます。
・「同じストーリーを2人以上の登場人物の視点からなぞる」作品が今回多かったのですが、同じ話を別人物の視点から繰り返すだけだと中だるみしてしまいます。
作者は自分の生み出したキャラクターに愛情がありますし、キャラクターの性格や特徴もわかっているのでそれぞれの視点のストーリーを楽しめるのですが、何話かストーリーを読んだだけの読者はキャラクターに対してそこまで愛着はないので、作者が思うほど楽しめないのです。
同じ物語を複数のキャラの視点から綴る際は、それなりの仕掛けが必要ではないかと思います。

賞品のAmazonギフト券は郵送ではなく、マイページ上にギフトコードを表示する形で差し上げる予定です。

5月23日ごろ、受賞された方のマイページにギフトコードをお届けしますので、チェックしてみてくださいね。
第5回コンテストの結果については、5月下旬ごろの発表を予定しています。 第7回コンテストもまもなく開催予定です!