今年もあと3ヶ月。受験生は、入試が近づき不安が募る頃ですよね。
でも、気持ちは焦る一方で、やる気はなんだか起きない、なんてことも。
そんな不安や焦りを吹き飛ばすためにはどうしたらいいのか?
受験の勝ち組とも言える現役東大生に高校3年生の秋、どんな受験期を過ごしていたのかインタビューしてきました!
今回、インタビューに協力してくれたのは東京大学3年生の村岡紗綾(むらおか さあや)さん。
でも、気持ちは焦る一方で、やる気はなんだか起きない、なんてことも。
そんな不安や焦りを吹き飛ばすためにはどうしたらいいのか?
受験の勝ち組とも言える現役東大生に高校3年生の秋、どんな受験期を過ごしていたのかインタビューしてきました!
今回、インタビューに協力してくれたのは東京大学3年生の村岡紗綾(むらおか さあや)さん。
大学では地理について勉強中とのこと。
高校時代は宮崎県で過ごし、寮生活を送っていたという村岡さん。学校では特進コースだったけれど、高校自体の偏差値はそれほど高くはなかったそう。
それではさっそく、村岡さんに高校3年生のこの時期をどんなふうに過ごしていたのか教えてもらいました。受験期の変わった勉強法や読めば勇気がもらえるエピソードまで盛りだくさんです!
高校時代は宮崎県で過ごし、寮生活を送っていたという村岡さん。学校では特進コースだったけれど、高校自体の偏差値はそれほど高くはなかったそう。
それではさっそく、村岡さんに高校3年生のこの時期をどんなふうに過ごしていたのか教えてもらいました。受験期の変わった勉強法や読めば勇気がもらえるエピソードまで盛りだくさんです!
自分で自分の限界を決めたくなかった
――まず、志望校を東京大学に決めた時期とその理由は?
志望校を決めたのは高校3年生の夏ですね。
東大に決めたのは、とりあえず一番だからという理由です(笑)。やるからにはやっぱり一番上を目指したかったですし、いけるとこまで勉強してみようと思ったんですよね。
志望校を決めたのは高校3年生の夏ですね。
東大に決めたのは、とりあえず一番だからという理由です(笑)。やるからにはやっぱり一番上を目指したかったですし、いけるとこまで勉強してみようと思ったんですよね。
勉強を楽しむには生活リズムをつくることが重要
――高校3年生の今の時期の平日と休日のスケジュールを教えてください。
ザックリだけど、こんなかんじです!
高3の今頃は、受験に対して勉強のサイクルを作ることが大事だと思ったので、タイムスケジュールを崩さないようにしていました。
高3の今頃は、受験に対して勉強のサイクルを作ることが大事だと思ったので、タイムスケジュールを崩さないようにしていました。
志望校の傾向を掴んで苦手科目を克服!
――平日は朝の4時からガッツリ数学をやられてたんですね!
実は、数学は苦手教科だったんですよ。だからこそ脳がスッキリしている朝に、何も考え込まずに答えの出る数学をやるようにしていました。
――効率がいいと言われてる朝にやるって、確かにはかどりそうですよね。その他に苦手を克服する法掘ってありますか?
数学に限らずどんな教科でもいえることなんですけど、克服法は相手の求めていることを知ることだと思います。
私の場合は、ただでさえ苦手なのに、東大レベルの数学のすべてを理解することは難しいと思ったので、大学の過去問の傾向をよく調べて、どんな問題が出やすい、どういう考え方が求められやすい、というのを把握するようにしていました。
できないことをやっていくと、どんどんそれに対して「できない」ってイメージがついてしまうじゃないですか。
だからこそ、できることをしていく。基礎に戻って確かめるようにしていると、いつのまにかストンと解けていることもあるんですよね。
実は、数学は苦手教科だったんですよ。だからこそ脳がスッキリしている朝に、何も考え込まずに答えの出る数学をやるようにしていました。
――効率がいいと言われてる朝にやるって、確かにはかどりそうですよね。その他に苦手を克服する法掘ってありますか?
数学に限らずどんな教科でもいえることなんですけど、克服法は相手の求めていることを知ることだと思います。
私の場合は、ただでさえ苦手なのに、東大レベルの数学のすべてを理解することは難しいと思ったので、大学の過去問の傾向をよく調べて、どんな問題が出やすい、どういう考え方が求められやすい、というのを把握するようにしていました。
できないことをやっていくと、どんどんそれに対して「できない」ってイメージがついてしまうじゃないですか。
だからこそ、できることをしていく。基礎に戻って確かめるようにしていると、いつのまにかストンと解けていることもあるんですよね。
エモい古文は夕方に勉強!?
国語はエモい気持ちになれる夕方が良いんですよ。
古文や物語文を読んで、「昔の人、恋愛頑張ってるなあ~」って思いながらやっていました(笑)。
古文や物語文を読んで、「昔の人、恋愛頑張ってるなあ~」って思いながらやっていました(笑)。
受験期は気持ちの切り替えが大事!
――それにしても、平日は毎日4時起きってすごいですよね。
そうですね。でもその分休日は昼まで寝てしまうこともありました(笑)。
――そういうときって自己嫌悪に陥らなかったんですか?
なかったです! そんなときは自分を責めずに、勉強は休んで買い物に行ったりしていました。そうやって遊んだ分、平日はまたちゃんとやらないと、というプレッシャーも自分に与えつつ。
受験生だけど、勉強一色ではなく、好きなことも両立していました。
「これをしたい / 欲しいから勉強頑張るぞ」という気持ちが机に向かわせてくれることもあるので。
でも、相乗効果のない「やりたいことや好きなこと(例えば恋愛だと失恋したら終わる)」は我慢したほうがいいかもしれないですね(笑)。
そうですね。でもその分休日は昼まで寝てしまうこともありました(笑)。
――そういうときって自己嫌悪に陥らなかったんですか?
なかったです! そんなときは自分を責めずに、勉強は休んで買い物に行ったりしていました。そうやって遊んだ分、平日はまたちゃんとやらないと、というプレッシャーも自分に与えつつ。
受験生だけど、勉強一色ではなく、好きなことも両立していました。
「これをしたい / 欲しいから勉強頑張るぞ」という気持ちが机に向かわせてくれることもあるので。
でも、相乗効果のない「やりたいことや好きなこと(例えば恋愛だと失恋したら終わる)」は我慢したほうがいいかもしれないですね(笑)。
自分のためだけじゃなく、周りに勉強で恩返ししたかった
――受験期に辛かったことはありましたか?
周りとの意識の差が辛かったです。とくに人(同級生)と話せないのが。
人とコミュニケーションを取るのが好きなんですけど、人との付き合いを多少遮断しなければ受験に間に合わないスケジュールで。
いろんな人のペースや将来設計があるので、自分は人に引っ張られないようにしようと思っていました。
――モチベーションを保つ方法や下がった時の克服法ってありましたか?
私の場合は、周りへの感謝の気持ちでモチベーションを保ってました。
勉強だるいなと思うことはもちろんあったんですけど、寮に出してくれた両親のことや、寮で食事を作ってくれたおばさん、支えてくれた先生に今返せるものは、勉強しかない、と思って気持ちを保つようにしていましたね。
自分一人のためだけだと怠けちゃうけど、周りの関わってる人に恩返しできるように、って思うのはいいと思います。
周りとの意識の差が辛かったです。とくに人(同級生)と話せないのが。
人とコミュニケーションを取るのが好きなんですけど、人との付き合いを多少遮断しなければ受験に間に合わないスケジュールで。
いろんな人のペースや将来設計があるので、自分は人に引っ張られないようにしようと思っていました。
――モチベーションを保つ方法や下がった時の克服法ってありましたか?
私の場合は、周りへの感謝の気持ちでモチベーションを保ってました。
勉強だるいなと思うことはもちろんあったんですけど、寮に出してくれた両親のことや、寮で食事を作ってくれたおばさん、支えてくれた先生に今返せるものは、勉強しかない、と思って気持ちを保つようにしていましたね。
自分一人のためだけだと怠けちゃうけど、周りの関わってる人に恩返しできるように、って思うのはいいと思います。
受験本番の勝負を決めるのは自分への自信
――受験期間中に欠かせなかったコトやモノはありますか?
私は「コリラックマ」というキャラクターが好きで、当時は癒やしとして、そのぬいぐるみを机に置いて勉強していたんです。自分だけのお守りをつくるのはすごくいいと思います!
――コリラックマのぬいぐるみを見た=勉強したと思える、みたいな感じですか?
そうですね。勉強中はいつもコリラックマを見ていたので、その存在が自分の勉強してきた証にもなるんですよ。
試験本番ってやっぱり不安で自信がなくなっちゃう人もいると思うんです。たくさん頑張ってきたはずなのに、本番の空気に飲まれてしまうというか。
だから、私はお守りとして会場にぬいぐるみを持っていきました。
私は「コリラックマ」というキャラクターが好きで、当時は癒やしとして、そのぬいぐるみを机に置いて勉強していたんです。自分だけのお守りをつくるのはすごくいいと思います!
――コリラックマのぬいぐるみを見た=勉強したと思える、みたいな感じですか?
そうですね。勉強中はいつもコリラックマを見ていたので、その存在が自分の勉強してきた証にもなるんですよ。
試験本番ってやっぱり不安で自信がなくなっちゃう人もいると思うんです。たくさん頑張ってきたはずなのに、本番の空気に飲まれてしまうというか。
だから、私はお守りとして会場にぬいぐるみを持っていきました。
努力の結果は3ヶ月後に待っている!
――受験期間中はネガティブになることもありましたか?
センター試験が自分的にボロボロだった時はなりました。
「やっぱりやめといたほうがいいんじゃない?」って周りからも言われたりして、気持ちがぶれたことはありましたね。
――お話を聞いているとポジティブだなと感じていたので意外です(笑)。
それはよく言われていました(笑)。
先生からも「模試の結果を気にしないのは才能だね」って。
でも、私からすると、A判定でもC判定でも0点でも、やることは決まっているんだから気にしていても仕方ないと思っていて。
――たしかに、模試の結果や数字を気にしちゃう人って多いですもんね。
夏休み頑張ったのにこの時期結果が出ないと、「あんなに夏休み中勉強したのに…」って、焦る気持ちも強くなるじゃないですか。
でも3ヶ月前の努力の結果が出るのは3ヶ月後って言いますよね。
だから「夏の結果は11月に出るんだ」と、そこで挫けずに、先の結果を楽しみにしていました!
センター試験が自分的にボロボロだった時はなりました。
「やっぱりやめといたほうがいいんじゃない?」って周りからも言われたりして、気持ちがぶれたことはありましたね。
――お話を聞いているとポジティブだなと感じていたので意外です(笑)。
それはよく言われていました(笑)。
先生からも「模試の結果を気にしないのは才能だね」って。
でも、私からすると、A判定でもC判定でも0点でも、やることは決まっているんだから気にしていても仕方ないと思っていて。
――たしかに、模試の結果や数字を気にしちゃう人って多いですもんね。
夏休み頑張ったのにこの時期結果が出ないと、「あんなに夏休み中勉強したのに…」って、焦る気持ちも強くなるじゃないですか。
でも3ヶ月前の努力の結果が出るのは3ヶ月後って言いますよね。
だから「夏の結果は11月に出るんだ」と、そこで挫けずに、先の結果を楽しみにしていました!